コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

JOURNAL

Vol.2|人と地球にやさしい、“未来を紡ぐ”繊維

人と地球にやさしい、未来を紡ぐ繊維

研究者のまなざしと、これからの展望

 

 

ピエクレックスの研究チームが日々向き合っているのは、「持続可能な素材開発」と「暮らしに役立つ機能性」の両立です。

開発当初から課題とされていた耐久性と加工性の問題は、素材の改良と実証試験を重ねることで少しずつクリアされてきました。

 

たとえば、同じポリ乳酸でも、ピエクレックスの繊維は他社製品よりも耐久性に優れており、厳しい環境下での比較実験でも長く品質を保てることがわかっています。

染色の難しさという壁も乗り越えた今、ようやく製品としての顔が見えてきた段階なのだといいます。

 

「繊維業界で“電気による抗菌効果をやっているのは、私たちだけ。前例がないからこそ、日々のデータ蓄積が欠かせません」

 

研究には村田製作所の解析技術も活用しながら、繊維の反応や相関性を見極めていく。

地道で確かな歩みが、素材の進化を支えています。

 

 

圧電効果による抗菌効果、保湿防臭、そして生分解性。

ピエクレックスがもつ多機能性は、乳幼児を含めた肌が敏感な方にもやさしい素材としての可能性を広げています。

アイロンがけやタンブル乾燥を避けるなどの注意点はあるものの、やさしさと高機能が共存するこの素材は、日常の中で自然と人と環境に寄り添ってくれるはずです。

 

ENSULO(エンスーロ)との親和性については、「リラックスウエアと人にやさしい繊維というテーマがとてもマッチしている」と話してくれました。

素材が持つ温かさとやさしさが、着る人の心と体をふっとほぐしてくれる。

そんな未来を見据え、ピエクレックスの研究は今日も静かに続いています。